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ブロッコリーの基礎知識
ブロッコリーは食卓でもすっかりお馴染みの野菜ですが、これは、アブラナ科の緑黄色野菜です。花を食用とするキャベツの一種であり、イタリアで品種改良されたものが現在のブロッコリーのようです。「メハナヤサイ・芽花野菜」という和名もあります。ちなみにカリフラワーはブロッコリーの変種です。
原産は地中海沿岸とされており、実際に食用としているのは蕾の状態の花序と茎の部分です。収穫しないでそのまま栽培していると、巨大になった花序には多数の黄色色の花がつきます。
品種はいろいろあって、ピクセル、グリーンベール、エンデバー、シャスター、マーシャル、パラグリーン、海嶺、緑炎、雷鳴、緑帝、緑笛などがあります。
カリフラワーは常温で保存しても外見が変化しないのですが、ブロッコリーは収穫後すぐに低温保存しないと変色してしまいます。そのため、当初はブロッコリーの流通量は、あまり多くなかったのです。
それが低温流通技術の進化によって1980年代から生産・流通が急速に拡大していきました。栽培サイクルですが、一般的な日本の地域では夏に種をまいて、晩秋~春先に収穫します。本来、一番美味しい旬となるのも丁度この時期です。暖かいシチューに入ったブロッコリーは本当に美味しいですね。
ブロッコリーの栄養と健康効果