ブロッコリーの栄養と健康効果

一般的なブロッコリー以外にもいろいろな種類があります。最近人気なのがブロッコリーのスプラウト（ブロッコリースプラウト）です。これは丁度、貝割れ大根のような感じで､ブロッコリーの新芽のことです。


ブロッコリーにはガン予防効果があることが知られているのですが、特にその芽にはそれ以上に強力な予防効果がある「スルフォラファン」と言う成分が含まれているとされ、注目度が高まっているのです。


ブロッコリーのカイワレはダイコンのカイワレより細くて繊細な感じです。ダイコンのような辛味もありません。スプラウトというのは、種が持っていた高い栄養価と、発芽してからの新しい栄養成分が加わって、成長したブロッコリーよりも栄養成分が多いのです。


「ブロッコリー変種×ケール変種」がアレッタです。「アレッタ」と言えばイタリア野菜のようなイメージですが、実は日本国内で生まれた品種です。アレッタは茎ブロッコリーです。その茎はやや細いのですが、茹でると適度な歯ごたえが出て、やや甘味も感じられます。花芽や茎はしっかりとしていて、茹でた後で炒め物などにしも食感が適度に残ります。


茎ブロッコリーは「スティックブロッコリー」です。こうした茎ブロッコリーにはいくつかの品種があって、その殆どはブロッコリーと「かいらん」などの菜花の一種が掛け合わさって作られています。どれも花芽の部分のみならず、茎の部分も柔らかくて、美味しく食べられるのが大きな特徴です。